アルコールやタバコは妊娠したらすぐにやめるべきですが、カフェインも控えるべき成分のひとつです。
健康な赤ちゃんを出産するためにも、しばらくの間は我慢してみましょう。
カフェインの胎児への影響って?
コーヒーを飲むと、頭がすっきりしたり目が覚めたりすることからいつも飲んでいる人も多いでしょう。
メリットがある反面デメリットもあって、お腹の赤ちゃんにとっては大きな負担になってしまうのです。
例えばデメリットのひとつとして、母体からもらう栄養や酸素の量が減ることで、カフェインを大量にとった母体では血管収縮が起こるため、血流が悪くなります。
すると胎盤からへその緒を通して必要な養分を受け取っている赤ちゃんへ届きにくくなることがあるのです。
また、肝臓で解毒されるカフェインですが胎盤をすり抜けるので、赤ちゃんに届けられてしまいます。
でも赤ちゃんは解毒機能が未熟なため大きな負担になり、成長や発達に支障が出ることも考えられます。
スタバでもノンカフェインコーヒーがある?
ゆったりくつろげるスターバックスコーヒーが好きで通っている人もいますよね。
でも妊娠とともにリラックスタイムとお別れなんて寂しいと思います。
そんなときはスタバでノンカフェインコーヒーを味わいましょう!
メニューにあるわけではないのですが、注文の仕方を工夫することでノンカフェインコーヒーを楽しむことができますよ。
その方法はここにありました。
これなら妊婦さんもスタバ通いが楽しめますね。
>>http://gigazine.net/news/20111017_starbucks_decaf_coffee/
おすすめノンカフェインドリンク
ふだん飲んでいるお茶は何ですか?
もし緑茶やウーロン茶であれば、カフェインが含まれているので妊娠中はできるだけ控えましょう。
お茶であれば麦茶が安心です。
麦茶は夏の飲み物のイメージがありますが、一年中飲んでも構いませんし、ホットでも結構おいしいんです。
それに赤ちゃんが大きくなってきた時にもあげることができるので、多めに購入してもあまりムダになりませんよ。
コーヒーを飲みたい時は、ノンカフェインコーヒーを選びますが中でも「たんぽぽコーヒー」はおすすめです。
コーヒー豆を使わず、たんぽぽの根から作られているので妊婦さんだけでなく子どもが飲んでもOK。
それに産後も続けて飲むと、母乳の出が良くなるといわれているので産前産後のリラックスタイムの強い味方になってくれます。
カフェインレスはカフェインゼロではない?
ノンカフェインドリンクの他に、カフェインレスドリンクもあります。
同じようにカフェインが含まれていないものと思いがちですが、実は少量ですが含まれているのです。
カフェインを通常よりは減らしてあるという表現なので、全くのゼロではありません。
マタニティグッズコーナーにはノンカフェインのものが並んでいますが、一般の食品売り場で探す時にはカフェインレスは避けてノンカフェインの物を選びましょう。