子どもには好き嫌いなく何でも食べて欲しいと思うのはママならみんな抱えている気持ちですよね?
でも食べ物の好みが子どもにだってあるのは当然のこと。
心配なポイントは成長に影響が出るほどの偏食かどうかです。
好き嫌いが激しい
例えば、「にんじんがキライ」「ピーマンは入れないで」など野菜の中の何種類かだけを嫌っている場合はその他の野菜から必要な栄養素をとることはできるわけで、特に心配はありません。
しかし、「野菜なんて全部たべたくない」と嫌ってしまい食べないでいると、代わりの食品から栄養をとることが難しくなっていしまうのです。
さらに、「野菜もキライ、肉も魚もキライ」となればさらに栄養バランスは偏ってしまい成長への影響が心配されます。
しかもインスタント食品やスナック菓子、ファーストフードが大好きでそればかり食べている子どももいるんです。
味付けが濃く、口当たりがよいのでいくらで食べられるように感じますが、必要な栄養素はほぼ含まれていません。
カロリーだけをたくさんとってしまうことになるので、成長期の子どもの体に嬉しいことはないでしょう。
キレやすい子どもになる原因にも
食事内容のひどい偏りが子どもの成長に大きな影響をきたした結果、心と体の発達のバランスまで崩してしまう恐れがあります。
毎日の食べるものに気をつけることでキレやすい子どもになることを防げるなら、ぜひ食事を見直して改善したいですね。
ではなぜ食べ物が偏ると成長のバランスが崩れるのでしょうか?
それは食品ひとつで全ての栄養素を補えるものではないからです。
そんな万能な食べ物があれば、食べることがあまり好きではない子にとって便利かもしれませんね。
でも正直食べることは好きな私からすれば人生の楽しみを知らないでもったいない!と思ってしまいます。
必要な栄養素をとる目安
「6つの基礎食品群」をご存知ですか?
6つの基礎食品群とは食品を働き別に分けた表で、バランスよく6種類の栄養素をとりたいときに目安になります。
例えば、第1群は体をつくる元になるもの、エネルギー源になるもので、魚・肉・大豆などタンパク質を含む食べ物です。
第2群は骨や歯をつくるカルシウムを含んだ牛乳や海藻などの食べ物、第3郡は皮膚や粘膜の保護に役立つビタミンAを含む緑黄色野菜、第4群は体の調子を整えるビタミンCを含む淡色野菜、第5群はエネルギーの元になる糖質を含む米・パン・芋、第6群は脂肪性のエネルギーとなる脂や脂肪を多く含む食品です。
もしバランスよく6つの食品群から食べられない状態が続いてしまうと、その子が将来生活習慣病にかかるリスクが高まってしまいます。
たとえ甘いものやインスタント食品を食べて満腹感は得られたとしても、体は必要な栄養素で満たされていないため飢餓状態になるのです。
すると食べているのに栄養失調に陥ることもあり、その結果心のバランスもとれなくなり攻撃性が増したり不安定になったりします。
子どもの栄養バランスを守るために
子どものためにもバランスの良い食事を作ることが大切です。とはいえ野菜が嫌いになってしまえば、どんなに作っても食べてくれないもの。
そんな時はいつも食べている野菜ではなく、美味しい野菜を食べさせてあげましょう!
美味しい野菜とは…?
と思う人もいると思いますが…
美味しい野菜…それは「伝統野菜」です。
【伝統野菜とは】
伝統野菜とは、 その土地で古くから作られてきたもので、 採種を繰り返していく中で、その土地の気候風土にあった野菜として確立されてきたもの。地域の食文化とも密接していました。
【引用サイト】伝統野菜の実力:農林水産省
見た目だけを見ると傷だらけのように見えますし、形もスーパーに並んでいるようなきれいなものではありません。
ですが伝統野菜は最初の説明の通り、日本古来から伝わる野菜で、品種改良が行われていないため同じ野菜とは思えないほど味が濃く美味しいのです。
必要な栄養素にプラスアルファ、美味しさが加わるため子どもにとってもメリットしかない野菜となっています。
なかなかスーパーなどで販売されている確率は少ないため、らでぃっしゅぼーやのような有機野菜や無農薬野菜を販売しているネットスーパーを使うと確実に購入ができますよ。
伝統野菜・固定種野菜が食べられるレストラン
また有機栽培の伝統野菜・固定種野菜を食べてみたい!
と言う人は飯能に個人的におすすめの固定種レストランがあります。
本来の野菜の味を存分に楽しめる料理が沢山ありますので、気になる方はぜひ足を運んでみて伝統野菜の美味しさを家族と一緒に楽しんでみてくださいね。
【オススメの固定種レストラン】
お店・URL:レストランイーズパッション 飯能市美肌イタリアン
所在地:〒357-0021 埼玉県飯能市双柳632-1
TEL/FAX:042-974-7737
定休日:月曜・不定休
※予約をしていくと確実ですよ!
子どもの偏食を治すのは大変ですが、きっと本当に美味しいモノを食べれば気持ちも動いてくれるはず。
そう願いながら食事はバランスよく、家族や友達と楽しくとらせてあげたいですね。