食習慣の形成は3歳までの影響が大きい
食への関心は、親の食事が最も影響しています。三つ子の魂100までということわざがありますが、3歳までに子どもの食生活は決まると言っても過言ではありません。
実際には離乳食は生後5~6ヶ月ごろから始めて、1歳~1歳6ヶ月ごろまでに終わると言われているので、3歳までのわずか1~2年の食事は特に重要ということになります。
それから成長にともなってバランスのとれた偏りのない献立を考えるのは親の義務です。そこで、子どもの成長に必要な栄養バランスを考えた献立について考えてみました。
子どもの成長に必要な栄養バランスを考えた献立を
子どものころに同じものばかり食べていると、アレルギーや偏食の要因になります。例えば、ご飯を作るのが面倒で、毎日ケンタッキーフライドチキンを食べさせていれば、鶏肉全般が大嫌いになってしまいます。子どもは一度苦手になった食べ物は徹底して嫌います。
どんなに細かく、鶏肉を切ってごまかしても、なぜかバレるのです。そうなってしまうと、料理も自分用と子ども用別々に料理を作らなくてはならず、2度手間になってしまいます。合理的に食べさせていたつもりが、長期的には面倒なことになってしまうこともあるのです。
最初から栄養バランスのとれた食事をさせておけばいいのですが、忙しい現代の親たちにとって、一から料理する手間がかかってなかなかできないという人は、予め切られているカット野菜やお肉を使ったり、冷凍食品を活用するのも一つの方法です。
大学生になったら食事付きの学生マンション・学生寮に入居させる
子どもが大学生になったとき、親御さんは故郷を離れる前に「自炊をしたら節約につながる」「自炊はこれから必ずしなければなりからちゃんとしなさい」と伝える親御さんも少なくなでしょう。
しかし、一人暮らしになると実家から解放された大学生が、バランスのとれた食事をするはずもなく、大抵の学生はコンビニ弁当、ファーストフード店、カップラーメンで食事を済ませるようになります。
たしかに、時間を短縮して合理的に食事を摂取するならコンビニ弁当やファーストフード店の食事でもいいですが、それではバランスのとれた食事からはどんどんかけ離れ、健康面や記憶力にも影響し、学業への影響も懸念されます。
そこで、子供を一人暮らしさせるなら、三食バランスのとれた食事を提供してくれる学生マンションや学生マンションへの入居させることをおすすめします。
食事付きの学生マンション・学生寮であれば、いつも温かく、バランスのとれた食事がとれるので、バイトなどが忙しくても夜遅くまで食堂は空いていますし、食べ損ねることはありません。
参考サイト:茨城大学の学生マンションより
画像は食事付きの学生マンション・学生寮の実際の物件情報です。
賃料が安く設定されているうえに、食事もついていて、さらには家具家電もついているところもあるみたいですね。一般賃貸に一人暮らしさせるよりも、健康面や費用面、さらにはセキュリティ面もしっかりしているので、学生専用物件に住ませてあげるのが親としても安心ですね。
子どもの頃の献立の記録をおすすめします
こうして、大学生活や就職をしてこれまでの生活スタイルが変化すると、食生活は乱れがちになってしまいます。子どもは成長するに従って栄養の取れた食事を摂ることが困難になってきてしまいます。しかし、親が小さい頃から子どもの食事に気を使っていれば、栄養のことや食事の大切さを気にして、その子どもは本人自らきちんとした食事を摂るようになるものなのです。
だからといっても子育てをするのは忙し過ぎてなかなか栄養の取れた食事を作ってあげられるか不安に感じる方もいるかも知れません。そこで子どもの頃の献立を記録しておくようにすれば、自然と気をつけるようにもなり、後から見直すことで子どもの好きな食べ物も理解できるようになるのでおすすめしたいと思います。